SHIMOMURA Staff Blog

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闇夜の..........

弥七です。

昨日の雨、凄かったですねー
ちょうどその時運転してたのですが、いきなりの豪雨で
前が見え難くて少し恐かったです。

最近の小学校は夏休みに入るのが早い!ですねぇ...........
(この18日からです.....私の記憶では23、24日からだった記憶が.....

さて、今日のお話は.......
夜光(蛍光体).........のお話です。

夜、暗い所で時計を見ると、
時間が分からないってことありませんか?

そんな時、針やインデックスなどが光って、時間を分からせてくれる........
そういう便利な装備が....夜光(蛍光体)です。

夜光(蛍光体)って.........?
紫外線などの目に見えない可視光線を変換、放射する物資のことで、
それを応用したのが蛍光塗料なんです。
その蛍光塗料は2種類に分類出来て、自ら光が無くても発光する自発光性物質と、
光を吸収し、蓄積して徐々に発光する蓄光性物質とがあります。

先ず、自発光性ですが、時計の歴史からすると、そんなに古くなく、
20世紀に入ってから、ラジウム(あのキュリー夫妻が発見した)という
放射線物質を含んだ元素を発見されたことから始まります。

(導入されたのは1908年、アメリカ、1911年、スイス、1927年、日本です。
パネライのラジオミールはここからきています。その後、トリチウムや
プロメチウム147という放射性物質な代わったのですが、これらの物質は
放射線を放出する時、青白く光る為、夜光塗料に使われる様になりました。
しかし、放射線を発することは人体に悪影響のリスクが高く、また、その取り扱いには
国家試験をパスした放射線取扱主任者が、限られた施設でしか取り扱えないんです。
ですから今では日本では全く使用されていません。)

さてそこで問題.........蛍光塗料の元祖って、どこの国の技術だかご存じですか......?

それは.......何と........我が日本だったんです。!!!
今から1000年以上も前の技術だったらしく、そのことが台湾の台北市にある
故宮博物院に所蔵されている文書に残っているそうです。

宗の太宗皇帝が見た「なぜ、昼には見えず、夜のみ現れるのだ!
あの不思議な牛は!!」との逸話がその文書に書かれており、
家来が「日本人が海の貝から作った特殊な絵の具で書いているから
光るのです。」と記録されているんだそうです。
(凄い!ですねぇ~......しかしどんな貝を使ったんでしょう....アコヤ?アワビ??....)

その逸話が素晴らしい現実に........1993年、国内の根本特殊化学
(蛍光塗料メーカーでは世界一のシェア)というメーカーさんは、今まで
安全性を疑問視されていた自発行物質のリスクを考え、より安全性を高める為、
放射性物質を一切含まず、長時間発光するN夜光という蓄光塗料を開発させたのです。
その4年後、1997年にはセイコーがこの蓄光塗料(ルミブライトと呼んでいます。)
に切り替え、安全性第一に努めています。

蓄光は当たる光が強ければ強い程、よく光り、ほぼ一晩中発光する長所があるので、
国内時計はもちろん、スイス時計にも多く使われる様になりました。

人や環境に優しくて、半永久的(自発光はまちまちですが、最高で6~7年が限度)
今のエコ時代にピッタリですね!!

日本の素晴らしい技術にアッパレェ~

それでは、また!





  1. 2009/07/16(木) 14:33:28|
  2. 弥七
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創業1873年(明治6年)時計・宝石の専門店。
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