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ランゲ&ゾーネ、伝統的特徴Ⅱ・・・

その洋銀とは・・・

地板

通常、ほとんどの時計の地板に多く使用される真鍮
(銅と亜鉛の合金、加工しやすく、強度も保ちやすい)よりも
強度や美しさで優れていることと、昔からドイツでの銀の代用品として
使用されてた伝統的な金属だったため、取り入れられました。

真鍮は元々、黄色から深黄色の色合いでニッケルを含まないため、
酸化しても変化が少ないのですが、洋銀はニッケルの影響でゆっくり
酸化反応が起こり、元々の明黄色の表面が黄金色の美しい緑青が生じ、
美しさのみならず、酸化防止にも役立ち、表面に電気メッキを
施すことなく、素材のありのままの美しさと進化した美しさを
そのまま活かすことが出来たのです!

(地板と受けに使用される材料である洋銀と真鍮の特性比較)

             洋銀                 真鍮

成分   銅、亜鉛、ニッケル、少量の鉛      銅、亜鉛

色    明黄色、時間経過すると黄金色     黄色から深黄色

被削性      とても良い              とても良い

延性及び成形性   良い               とても良い

強度        真鍮より高い            洋銀より低い

耐食性      真鍮より高い            洋銀より低い

年数が経つと、ぬくもりのある繊細で極めて独特な黄金色の
輝きがとても素晴らしく、その風合いが全ての皆様をも
魅了して頂けると確信しているからこそ、
今日までも使い続けているのです。

しかし、この金属はその優れている特性の反面、
非常に繊細な面も垣間見せるのです。
ビスを止めるドライバーが少し滑っただけで
ひどい痕が付いてしまいますし、少量の汗でも付いてしまうと
瞬時に拭き取らない限り、腐食して黒いくぼみが出来たり、
素手で触れた物をそのまま放置すると、美しい表面が
しみだらけになってしまいます。

ですからランゲに携わる技術者は、常に10本の指の全てに
指サックをはめて作業しています。

そのため、ムーブメントをまず未加工、無装飾の状態で一旦
仮ビスで組み立てて、メカニズムが正確に機能し、精度がランゲの
基準を満たすまで調整を繰り返していきます。

それらが満たされると、再びバラバラに分解して各部品を清掃し、
仮ビスから美しいブルー・スクリューのネジに交換して、
表面を研磨、艶出しを施し、角部分の面取り加工が済んだら
ようやく2回目の組み立て作業が始まるのです。

仕上げ後

ではその美しいブルー・スクリューとは・・・
  1. 2010/07/30(金) 14:13:43|
  2. A.ランゲ&ゾーネ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメント

ひっぱりますねぇ(^_^;)

  1. 2010/07/30(金) 15:34:04 |
  2. URL |
  3. 13 #-
  4. [ 編集]

^^;

13さん コメントありがとうございます。

すみませ~ん
もう少しひっぱらさして下さ~い m^^m
  1. 2010/07/30(金) 18:49:58 |
  2. URL |
  3. 弥七 #-
  4. [ 編集]

25台限定かぁ~v-389
  1. 2010/08/02(月) 20:57:29 |
  2. URL |
  3. ヨッスィー #-
  4. [ 編集]

^^;;

ヨッスィーさん コメントありがとうございます。

そ、そ、それは・・・
トップ・シークレットということで・・・e-456
  1. 2010/08/03(火) 13:53:44 |
  2. URL |
  3. 弥七 #-
  4. [ 編集]

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Author:SHIMOMURA
創業1873年(明治6年)時計・宝石の専門店。
公式サイトではお伝えしきれない、注目のウォッチ&ジュエリー情報やスタッフのプライベートなど、いろんな情報を発信していきます!
>>下村時計店Website

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