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ランゲ&ゾーネ、伝統的特徴Ⅲ・・・・・

ブルー・スクリュー(ブルー・スチール)の魅力とは・・・・・

ブルー

ランゲ&ゾーネにブルー・スチール製の部品を使う理由は、
今も昔も変わらず、その姿がとても魅力的であることと、
(スクリュー=ネジ、と針の表面に研磨加工を施して
あります。)耐食性に優れているという点にあります。

ブルー2


スチール部品を青く染めるためには、ゆっくり慎重に
摂氏300度まで加熱(焼き戻し)させます。
そうすると金属の表面にはマグネタイトのごく薄い
膜が形成され、干渉現象によってネジや針が
コーンフラワー・ブルーの美しい輝きを
放つようになるのです。

しかし、温度が低くても高過ぎても、この美しい
コーンフラワー・ブルーが出ないのです。

温度  200度  薄黄色
    220度  淡黄色
    230度  暗黄色
    240度  褐色
    260度  紫色
    280度  すみれ色
    290度  暗青色    
    300度  コーンフラワー・ブルー   
    320度  明青色    
    350度  青灰色
    400度  灰色
    550度  暗褐色
    630度  赤褐色
    680度  暗赤色
    740度  暗チェリー赤色
    770度  チェリー赤色
    770度以上 明チェリー赤色

スチールを加熱(焼き戻し)すると、
その表面に薄い酸化層が形成されます。
温度が高いほど、この層が厚くなり、表面の色が
決まってしまうのですが、少しでも温度が変化すると、
きれいな色が出ない・・
とても根気のいる作業です・・・・

その美しいブルーのネジでしっかり止めているのは
ゴールドシャトンというルビーなどの受け石を
固定している18金の輪です。

シャトン


その昔、ビス止め式ゴールドシャトンが使用されるのは、
最高級の機械式時計だけに限られていました。

受け石を固定するのにゴールドシャトンを使った理由は
以前の受け石は天然のルビーを使っていましたが、
強度がまばらで、損傷することが多かったのです。
そんな受け石を交換する必要の時、全てを外して
交換する手間を省き、そこだけを交換出来る様に
した先人達の知恵から始まりました。

時代が変わり、合成ルビーが規格化され、強度が安定すると
元来の機能は無くなりましたが、その美しさや伝統は
今も変わりなく輝いています。

ブルーとレッド

次に・・・・
(すみません もう一回ひっぱりますぅ・・・m--m)
  1. 2010/08/05(木) 12:05:31|
  2. A.ランゲ&ゾーネ
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創業1873年(明治6年)時計・宝石の専門店。
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