SHIMOMURA Staff Blog

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時計の大事なパーツVOL2・・・

てんぷ

これも機械式時計には、
欠かせないモノなんです・・・


これは時計の心臓部である、
「テンプ」という部品です。

動力源の香箱から受けた力が、
輪列を通してガンギ車という歯車に到達し、
それがアンクルという部品を動かします。

アンクルはテンプの中心に密着しており、
そのテンプの根元には振り石という石が
アンクルを左右に振らせて、往復運動を繰り返します。

それは何故かというと・・・
実はテンプの内側には、細いゼンマイ状のモノが
付いていて、そのゼンマイの力がテンプを回転させて
時計の等時性を与える役目をします。

テンプ2

これをヒゲゼンマイといいます。

金属は通常、温度変化で膨張もしくは収縮する性質がありますが、
そのことが時計の精度を不安定にしてしまうため、
なるべくこれらの部品は温度変化を受けにくくすることが
必要となります。

そのため、温度変化しにくい金属を作り出すことが必須となります。
しかし色々な金属を加えて(コバルト、ニッケル、ベリリウムなど・・・)
製造するにも大変な技術力が必要となり、今までは各メーカー、
先駆者であるニヴァロックス社製のヒゲゼンマイを使用していました。・・・

しかしその後、各メーカー独自に開発をして自社で作るメーカーも
増えてきました。・・・
(パテック、ランゲ、ジャガー・ルクルト、ロレックスなど)

面白い材質を使用したのはパテックやブレゲで、
金属ではなくシリコンでガンギ車、ヒゲゼンマイ、
アンクルなどを作りました。
(耐磁性、耐衝撃性、軽量化による空気抵抗の低減などを追求した。)

ロレックスはまた、独自でブルーに焼き入れされたヒゲゼンマイ、
パラクロムという合金を採用しました。
(耐磁性に優れ、温度変化にも強く、高精度を維持し易い。)

各メーカー、色んな特色を存分に出してきており、今後が楽しみです!

しかし、将来はどんな素材が出て来ますかねぇ・・・!?

  1. 2011/10/22(土) 18:00:19|
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創業1873年(明治6年)時計・宝石の専門店。
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