
「猫目小僧」 梅図かずお
この漫画は「漂流教室」「まことちゃん」などで有名な
梅図かずお先生が1967年、少年画報から連載された作品で、
その当時、恐怖漫画大好き小学生だった
私のバイブル的作品でした・・・
妖怪「猫又」から生まれた子供なんですが、
あまりにも人間に似て生まれた為、妖怪からは疎まれ、
人間からは妖怪として迫害されるんですが、
嫌いで毒づきながらも少し恩義を感じつつ、
旅をしながら妖怪を退治して、人間を助ける話です。
同年代で水木先生の「ゲゲゲの鬼太郎」とは
同じ妖怪漫画でも一線を画す作品です。
(鬼太郎はまだほのぼの感がありますが、
こちらは・・・ 恐怖とおぞましさが強いです・・・

)
実はこの作品・・・
少年画報から連載されたのち、少年キングに移り、
その後休載になって、7年後に少年サンデーで
再開したりしてと、連載、休載を繰り返した逸話がありまして・・・
(大人の事情があったんでしょうね・・・)
小学生だった私は何で

と思いつつ、全話を読みたかったんですが、
金銭面と(小学生が毎号買えるお金は持ってませんし・・・)
休載されたことで、忘れてしまい読破出来ずにいましたが・・・
完全版として出てたのを、偶然書店で見つけ、
46年ぶりにやっと全話読破出来ました・・・

(何か探すのも忘れていた思い入れのあるモノに
偶然出くわすことって・・・嬉しいことですねぇ・・・)
とても・・・感無量です・・・


- 2013/06/12(水) 18:55:11|
- 弥七
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| コメント:2
おやまさん コメントありがとうございます。
そうなんですか・・・知りませんでした・・・
おどろおどろしいという表現は、
小学生が知るべくもなく、かなり経って知りましたけど、
この漫画にとても似合う表現です。
- 2013/06/14(金) 11:58:42 |
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- 弥七 #-
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